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矢吹さん

矢吹さん、嬉しい本。





「山口蓬春記念館」へは、まだ行けていないのだけれど、
どうしても見たかった画集を取り寄せようと思ったら「売り切れ」。
ネットでうろうろと探していると、古本屋さんで定価のままの画集を発見。
とても良い状態で、展覧会パンフレットやチケット、
記念館リーフレットまでが丁寧に挟み込まれておりまして、なんとも清々しい古本でした。
感謝。

それはそれは豊満な画で、色彩鮮やかでありながらも深みを持ち、
古典的でありモダンでもあります。色彩を放つ品格のある画です。

憧れますが、どうにもそこには大きな性別の違いも感じます。
(勿論、力量・才能・技量・諸々が違って、最終的な違いのことです)
私には私の、画を見つけ(見つめ)よう。








これは下北沢の古本屋さんで出会った本。
こういった出会いがあるから、ふらふらウロウロがやめられない。

以前、Kさんから教えていただいたのですが、
池波正太郎さんの本の装幀をされていた「矢吹申彦さん」。
同じ「矢吹」なだけに、ずーっと気になっておりまして、
いつかネット上でなく、どこかでの出会い待ちを楽しみにしていたのです。

「ぼくの絵日記」 矢吹申彦 作

不思議な絵と文で、所有欲をかきたてる本でした。
やっと出会えたぁっと思って本を開きますと、中に直筆サインがありました。
母上様  矢吹申彦(「猿」という文字の落款)
お店に方に伺うと、間違いなく本物のサイン<だろう>だとか。
ラッキー! サインって、なんでこんなに嬉しいのでしょう。

帰宅してようやく矢吹さんについて調べてみますと、
伊丹十三さんや山口瞳さんと、そして料理と縁が深い方なのですね。
小笹寿司にも通ってらしたようで、ご自宅もその近くだそうで(現在はわかりませんが)
出身高校も駒場辺りだそうで、、、
あらまぁ!今の私の生活圏内ではないですか!矢吹さん!


娘にも読んであげよう。



もう一冊は武井武雄さんの「あるき太朗」。
もう少し先だけれど、この本も娘と楽しもう。




本をネットで探したり注文するのは簡単な時代。
急ぎの時はネットが重宝しますが、
急がない時は「本屋さんでの出会い待ち」をします。

自分にアンテナを立てることを忘れないように。
探し出す力を失わないように。
出会いを喜び、感動を持てるように。







こちらも帰省中に出会い待ちで巡り会えた本。

「ちるちる みちる」山村暮鳥 童話集

小川芋銭翁のつながりで出会いたかったのですが、暮鳥さんと言えば、
恐ろしく鋭く、また危うくもある文章なのかと恐る恐る本を開きますと、
童話集だけあって、なんとも冷静な愛情ある文でした。

40歳で病死した暮鳥。ぬくぬくとした環境とは無縁の生い立ちから想像すると、
晩年のこの作品や、有名な「雲」などにみられる穏やかさに、余計に心打たれます。

ツバメが主人公の「海の話」など、
童話でありながら、グッと胸が締め付けられるようなものがあります。



「ささげの秘曲」にある、ささげの小唄をここに、、、



どこにおちても俺等(わしら)は生える
はなもさかせる
みもむすぶ
そしてまあ
何てきれいな世界だろう











 
author:矢吹沙織, category:本・物・映画のコト, 14:42
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