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金平糖のあじ



今日は娘の保育園日。

午前中は渋谷でのんびりしようと思って家を出たら、
ちょうど娘のクラスが公園へ向かっている後ろ姿が見えました。

最後尾に先生と一つ上のお姉さんと手を繋いで歩いている娘を発見。
離れた所から見ていたのだけど、娘の声ばかりが耳に届きました。
「あー!葉っぱよー!」

感動や発見を、まだ少ない言葉で懸命に伝えようと何度も繰り返し
微笑ましくも先生は少々苦笑気味でしょうが、
手放し状態の親としましては、可愛い限りでございました。


ほっこりしたままバスで渋谷へ。


諸々見たりしてから、リンツカフェで休憩。
リンツカフェは本当に穴場で助かります。
今日も到着した際には、3Fの明るい店内を独り占め。

読書もはかどるはかどる。




『金平糖の味」 白洲正子 著

帰省した時に、町の本屋さんで手に取った本で、
また白洲さんですが、なんだがその題に惹かれましてね。
惹かれたカンがピタリと当たっていましてね、
最初から「おや、まぁ」っという文に出会いましたよ。


「諦」ということについて。


前略 <お釈迦様は、そういうところから出家して、あきらめを説きましたが、この「諦」という字には本来ものを放棄するという消極的な意味ではなく、読んで字のごとく「明らかに見る」ことをいうようです。>後略


っと書いてあるのです。
これは父が他界して、その父の戒名をいただいた時にお寺さんから聞いた話を
母から聞いていたので、「おや、まぁ」っと思い出したのです。
父の戒名の中に「諦」という字が入っているのですが、
「明らかに見る」意味だと知った時、なんだか父にぴったりだなと思ったのです。
そして、それを見抜いて下さったお寺さんにも感謝しました。



本のお陰様、白洲さんのお陰様で、沢山心が動きました。
書き出しだいことばかりですが、私の情けない表現では残念なことになりそうなので。

気持ち良く完読。







金平糖の味、皆様思い出せますか?



京都に住んでいた頃は、身近に金平糖が売っていたので、
しかも「緑寿庵清水」さんのなんて、いかにも伝統的で美味しそうなので、
何度も買って食しましたが、今思えば贅沢な身近でした。
買おうと思えば今でも簡単に買えるのですが、身近ではないのですよ。
それは気持ちがそういった味や伝統に身近でなくなっていたのですね。

少し暮らしが落ち着いてきた今、
少しだけ気持ちを向ける方向も広がってきました。




先日、まるで金平糖のようなビンテージビーズを、
あり合わせのリボンに通してネックレスを作りました。
娘が「かぁいい ね」っと言って身に付けてくれます。




甘く愛らしい金平糖、ごつごつツンツン角がある。
小さく愛らしい娘、時にはイライラもさせられる。







 
author:矢吹沙織, category:本・物・映画のコト, 14:51
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